パチスロ情報掲載。新明解パチスロ辞典

3号機

(1990年〜1992年)

3号機の規定

暗躍した時代だった3号機でしたが、2号機の時代と既定の変更点が少しありました。 その変更点により、射幸心をより抑えたとなったために裏ものと呼ばれる違法台が蔓延したとも言えるのです。 ではその3号機で変更となった規定についてみてみましょう。

3号機の規定

  • ・1メーカー3機種規制
  • ・ウェイトの強化(4.1秒)
  • ・小役ゲームの禁止(シングルボーナスの集中はOK)
  • ・集中役のパンク上限確率が1/300まで
  • ・完全確率方式

と2号機で人気があったスーパーバニーガールなどは、フルーツゲームという小役の集中を搭載していたために3号機の基準では違反になってしまいました。 反対に、アラジンはシングルボーナスの集中であったために、3号機でも同じような仕様の台が作れたということです。 また1号機や2号機では、パチスロの規定を制定する目的で変更が行われてきました。 ですが、3号機は1号機2号機から続く裏物に対する規制と、射幸心を煽らないようにするための抑制する規定の変更という位置づけだったのです。

現実は、規制と世の中が逆行した時代といえます。 3号機は、1号機や2号機の頃からあった裏物が絶頂を迎えることになります。 1号機2号機ともに最初の機種を発表した高砂電器ですが、3号機でも一番最初にドリームセブンを発表しています。 ドリームセブン この当時、ヤマサと高砂電器は裏物にならないという正統派なパチスロメーカーでした。 ですが、この高砂電器の台までも強固なセキュリティーを破られて裏物化してしまいました。 スロット台としてのシェアを多く持っていたメーカーまで裏物になると、他のメーカーも後を追うように裏物になっていきます。 こうして、ヤマサ以外のパチスロ=裏物といった形が出来上がってしまったのです。

3号機全盛の時代を知らない方は、その連チャンがどれだけすごかったのかと思ってしまうでしょう。 しかし、4号機のAT機やST機と比較してみると比べ物にならないほど出玉の少ないものです。 4号機のAT機やST機は合法として扱われていましたが、この3号機のほうがよっぽど楽しめる仕様になっていたといえるでしょう。 これと同時に、違法プログラムのエラーを狙った攻略法も次々発覚し、3号機時代はパチスロの歴史上で一つの頂点だったとも言えます。