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4.1号機前期
マルチライン機
大量獲得機とともに規定解釈の緩和で生まれたものがありました。 それは0号機時代から常に当たり前のように思われていた当選ラインの追加です。 今でもほとんどの台は3枚投入5ラインが普通でしょう。 これを7ラインや8ラインといった数に増やしても違法ではないとされたのです。 5ラインが7ラインになると何がいいのかといいますと、ボーナス確率をより高くできるのです。 ボーナスに関する規定は、
- 3ラインの合計組み合わせ絵柄の1500分の1以下にとどめること
- BIGボーナス確率はこの組み合わせ絵柄上の確率から30%の上下で決めること
というのが決められています。
これはどういうことかといいますと、スロット台は1リールに21コマの絵柄が配置されています。 これが3リールありますので、21×21×21=9261通り絵柄の組み合わせは存在します。 ここから1500分の1以下となると6.174通りが有効となりますので、実際は6通りが上限となるのです。 6通りのボーナス絵柄が5ラインでそろえられることから、6×5=30ライン有効となります。 この9261通りを30で割ると配列からのボーナス確率は、9261÷30=308.7という数字が出てきます。 これがボーナスの分母となる表面上の確率となるのです。
そこから上記の30%の揺れを採用すると一番低い確率が1/441.0で最高が1/237.5となります。 難しい話になりましたが、Aタイプはほとんどこの規定内の確率になっているのをお気づきでしょうか。 この237.5分の1は、メーカーによって採用できるところと採用できないところが発生させている乱数ボックスの数によって異なります。 よって設定6の最高が大体240分の1となっているのです。
それが当選ラインが増えますので、たとえば7ラインですと、6通りのボーナス絵柄を7ラインで揃えられることから42ライン有効となります。
ここまでくれば皆さんわかってくると思いますが、9261通りを42で割ると220.5が出てきます。
これがベースとなるボーナス確率ですから、そこから30%の揺れを採用すると、最大150分の1程度の確率でBIGを抽選することができるようになるのです。
7ライン・8ラインと出されて、最終的にはヤマサのトゥエンティーセブンでは27ラインの当選ラインが採用されたのです。
もちろん多ラインにするとボーナス確率が上がりますので、機械割を119.9%以上にならないためにマイナス部分もあります。
たとえば通常時のコイン持ちであったり、BIG中のJACIN確率の低下であったりという問題です。
ですが、これらの新基準はパチスロ業界に様々な方向性を見出してくれたのです。